2010年1月12日火曜日

Apple Store 銀座のイベント

DTP Boosterの日時を1週間勘違いしてしまった記録。

24時間勤務明けの後、小雨降る中サウナニュー大塚に向かう。1000円でサウナと仮眠が取れるのが嬉しい。昼間、ヒマをつぶすには結構いい場所かも知れません。

夕方に起きて銀座に向かい、A12出口前にある「アップルストア銀座」に入ったのだが、本日のイベントは

DVJ BUZZ TV #9:ハリウッドフィーチャーフィルムが世界でヒットする理由/売れる脚本、売れない脚本
6:30 pm - 8:00 pm
ハリウッド映画が世界的にヒットする理由を、ロサンゼルス在住20年の脚本家、田中靖彦氏が解説します。実際の脚本を題材にハリウッド流脚本テクニックを多角的に分析。また“旅の地図”という概念に基づく売れる脚本づくりのヒントもご提供します。映画やストーリー制作に興味のある方は、ぜひご参加ください。
ここで日時を間違えたことに気付く。。。でも、何かオモシロそうだから参加してみた。

以下はメモから
・ハリウッドでは1970年代から「脚本論」がある。
・ストーリーテリング(脚本)術の基礎はゲーム、CMなど様々な分野で使われている。
・人に物語を話す行為(アクション)はテクニックである→訓練して上達できる。
・共通の言語でデベロップ→業界の発達につながる。
・物語をデベロップしてこそ業界が伸びていく。
・シナリオは米国では「スクリーンプレイ」と呼ぶ。
・脚本を設計図として分業して仕事している。
・ルールが決まっている。
・脚本は「時間に制約された文学」。
・1分間に脚本1ページ。
・時間をケアする技術が必要(1秒間に24コマ、クランクダウンされる)。
・1ページの脚本を8分割する(半分にして、また半分、そのまた半分の時間)。
・基本フォーマットは存在する。

例えば、夕飯の時に家族に今日起きた出来事を話す。
面白かったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。何でもいい。
で、そこには「誰が、どうして、どうなった」というストーリーが存在する。
けれど自分が出会ったそれらの出来事を相手に伝え切れているだろうか?
伝えきれていないければ、テクニックの部分を怠っている。

講師は脚本のメディカルチェック(分析)を生業としている。
かなり面白い話だった。語り方は鷹野さんに似ていた。

話のほとんどはシド・フィードの基本フォーマットの説明に費やされた。
時間配分1:2:1の法則
 Act1 状況設定 p01-30(主人公の日常紹介、プレミス)
      Plot point 1
 Act2 葛藤、討論 p30-90(様々な障害とぶつかる非日常)mid point
      Plot point 2
 Act3 解決   p90-120(プレミスが証明されたか、されなかったか?)

Act 2は「Call to Adventure」なのだが、Act 2の後半から視聴者は飽き始めるため、ブースターロケットが用意されている。映画「タイタニック」で船が沈む場面がここにきている(3/4あたり)。

そして「誰が、どうして、どうなった」がAct1、2、3である。

たまには別な世界を覗いて見るのも面白い^^

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